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「鉄の道文化圏」は、島根県の安来市・奥出雲町・雲南市の2市1町のプロジェクトの核となる文化館を建設することにより鉄の文化を保存・公開し、それを通じて未来への新しい可能性を創造していくことを目的としています。
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「鉄の道文化圏」は、島根県の安来市・雲南市・奥出雲町の2市1町のプロジェクトの核となる文化館を建設することにより鉄の文化を保存・公開し、それを通じて未来への新しい可能性を創造していくことを目的としています。
鉄の歴史はそのまま人類の歴史と重なります。
鉄の道文化圏のある出雲地方は、古来から「たたら」と呼ばれる伝統技法による製鉄が盛んに行われたところで、先人たちは、自然の恩恵を最大限に生かしながら、環境循環型ともいえる産業としての技術を蓄積してきました。
また、この地方に伝わる出雲神話は、古代出雲人たちの生活や出雲の風土が色濃く反映されていることが特徴で、代表的な「八岐大蛇神話」もこの地方の鉄の歴史と風土なくしては語れないと言われています。
「鉄の道文化圏」は、この地方の鉄の「歴史」や「文化」を調査・保存・公開することで、人と自然との濃密な関わり合いを再発見し、発信する役割を果たしていきたいと考えます。