2018年6月27日
日本遺産追加認定記念行事として、安来市歴史文化講座『富田城下町の発展と鉄の流通』を行います。島根大学教授・長谷川博史氏を講師として、富田城と鉄の流通との関わりについて講演いただきます。 皆様どうぞご来場ください。 演題『富田城下町の発展と鉄の流通』 講師 長谷川 博史 氏（島根大学教育学部教授） 日時 平成30年7月20日（金） 午後7時～8時30分 会場 和鋼博物館１階 映像ホール 入場は無料。事前の申込等も必要ありません。 【お問い合わせ】安来市教育委員会 文化財課 TEL0854-23-3240
2018年6月27日
月山富田城は戦国大名尼子氏が拠点とした山城です。尼子氏の後には毛利氏、吉川氏、堀尾氏と城主が変遷し、戦国時代から江戸時代初めまで山陰の政治経済の中心地でした。 標高約190ｍの月山を中心にして築かれた山城で、周囲は断崖絶壁が多く、難攻不落を誇りました。また、防衛上、軍政統治上も欠くことのできない立地条件を備えており、中国地方における代表的な中世城郭のひとつです。 尼子氏は、鉄生産の中心地であった奥出雲地域も支配下に置き、鉄の流通に関わっていたことが確認されています。これを受けて、このたび日本遺産『出雲國たたら風土記』の構成文化財に追加登録されました。この秋には、全国山城サミット安来大会（9月2 […]
